2013年7月12日

My毎日記 【バナナ】

「次の日記はバナナについて書いてよ」

梅雨明けの熱帯夜、マサオは言った。

「OK!んじゃ、最後は【そんなバナナ】で締めるわ」

僕は答えた。


マサオは、もうすぐ父になる。

彼が父になったら
僕は嬉しくて泣いてしまうかもしれない。


父になるマサオが何気なく出したバナナという、お題。

思い返してみると彼はバナナみたいな男だ。

時に、滑って転ぶという万国共通のギャグの小道具として使われ

時に、『バナナはおやつに入るんですか?』とネタにされ


誰からも愛される、そんなバナナ。