2012年9月8日

My毎日記【No.251-9月8日】

6年くらい、ライブハウスで働いていたので
スネアの音を聞いてる数が凄く多い。

普通のライブにはサウンドチェックと言うのがあって
単音で音を鳴らして貰うチェックがある。

1日平均5バンド。1年200日で1000バンド。6年で6000バンド。
単純に6000回、スネアの音だけを聞いた計算になる。

流石に6000回も聞いてれば
スネアソムリエを自称しても良いだろう。

音は人それぞれ好みだと思うが、
絶対的に良い音は良いし、悪い音は悪い。

スネアに、どれほど手を加えてるかは聞けば解る。
乱暴に言えばスネアの音を聞いただけで、
そのドラマーが上手いかの判断もつく。

上手い人だと、会場の響き方によってチューニングを
変えるのは当たり前だし、
マニアックな人は
他のメンバーのギターの出してる音でチューニングも変える。
「今日のギターの音、抜けが良いね。んじゃ俺もピッチを少し上げるよ」
うん。しかるべきだ。

今年の初めに『キセル』ってバンドを見る機会があって
ライブハウスの後ろの方で見てたから、ドラマーの顔は見えなかったんだけど
スネアの音が凄く良くて、『これは、きっと有名なドラマーに違いない』と思って
調べてみたら、あらきゆうこさんでした。
つまり、そういう事。